邪なことをすると 死ぬよ
と言うか、邪なことを考える前に本を手放してしまおうかと考えること数回。『邪魅の雫』を昨晩やっと読み終えました。日記を振り返って見るとなんと1ヶ月かかっているではないか。時間がかかっていると分かっていつつも、1日1セクション(?)ずつしか読み進めることしかできず、本当につらい1ヶ月でした。自分をほめてあげたい気分です。(そんなにか)
なんたって皆が皆、辛気臭くて、鬱陶しくて、榎木津までそんなかよ!とイライラしながら、途中誰の考えか分からない鬱々とした部分は爽快に読み飛ばしながら大好きな京極堂が出てくるのを心待ちにしていたのですが、まぁホント最後の最後まで出てこないもんだから・・・事件が輪になってぐるぐる回っているので簡単かとも思えるのですが、なにせ活字で、しかも名を騙っていたりするやつもいるもんだから読み終えた今でも何が何だか分からない状態です。でも読み返さない。二度と読まない。(諦めです)
そんでもって手に取ったのがコレ。
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今、このリンクのイメージを見て、初めて表紙に瓦屋根とシーサーが描かれていることを知りました。だって、ほら、帯が。
前半までは楽しく読めました。左翼やら何やらはさっぱり分からないのですが、面白かったです。ただ後半から結末までは受け入れませんでした。こういう・・・こういう結末は好きじゃないっす・・・。賞味6時間。ありがとうございました。
次!
- 作者: 京極夏彦
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『邪魅の雫』の前に読むべきものだったようですが、存在を全く知らず、今から読む羽目に。まぁ、順番も事件も登場人物もあんまり良く覚えてないからいいんですけども。『邪魅の雫』よりは読みやすければいいなと思います。