論点がずれてるけど。

id:yas-taroさん経由。

データ入力の仕事をしていた時、3年目ぐらいの時だったか、他の課から手伝いで来て貰った社員さんや新しく入ったパートのおばちゃん達の研修担当者になった。社員さんたちなら他の課で入力をやっているから、必要最低限の情報だけ伝えればOKだったんだけど、新しく入ってきたパートのおばちゃんたちはPCを触ったことがないって人がほとんどだったからPCの基本操作から教えなければならなくて、それが一番嫌だった。

自分はもう3年以上仕事をしていて、家でもPCを触っているからほとんどのことが「当たり前の操作」として染み付いているんだけど、初めてPC触る人にはホントにさっぱり分からないんだな。「アイコン」も分からなければ「クリック」の意味も分からない。説明する側の私は相手が何が分からないのかが分からないからどうにもイライラするばかり。

自分が「意外と短気だな」と感じたのはその頃だ。

その時気付いたのは、教えられる側の行動によってその後成績が伸びるかどうか。

私が説明している時に、ひたすらメモを取っているだけの人は中々PCに慣れない。PCに慣れないと必然的に作業が遅くなるので成績が伸びない。いくらメモをしっかり取ったとしても、結局PCは触って動かしてナンボのものだから、説明されてすぐに自分で動かしてみる、その後に「復習」としてメモを取る、の行動の方が(仕事の能率含め)効率が良くなってた気が。結局は体で覚えるって事か。

でも、必死でとにかくメモを取ってる人に「とりあえず先にやってみて下さい」って言っても、そう言われた事で余計にテンパッちゃってグダグダになる人も多かったな。要領の良し悪しも関係するか。。

教える時点でのイライラやその人の能率があまり伸びなかった時、自分の教え方に問題があるのではと自分で思ったり上から遠まわしに言われたりと、妙なストレスが溜まる研修担当は1年もやりゃ頭おかしくなるもんで、結局仕事を辞めたんだけども。

それがあるから同じところで長く働くのは怖い。上には行きたくない。人に使われている方が絶対楽。