閉鎖され束縛された此の世界から解き放たんと旗を掲げ

父にTATTOOがバレました。

先日、父が帰ってきて私も次の日が休みだからという事で実家に帰ることになり、夕方から父・母・妹の3人でよさこいを見てその帰りに私と合流し、地下駐車場の車に向かうべくエスカレーターを降りている時。あろうことか私の1段上に父が乗ったのです。いやでもあれですよ、ちゃんと首周りが狭い?Tシャツを着てその上にパーカーも羽織っていたんです。しかしです。ちらっと、姫のくちばしが見えたらしい父は「お前背中に何か書いてんの?」と声をかけ、てっきりパーカーのデザインの事かと思い振り返ろうとした瞬間、Tシャツに指をかけぐいっと下に引っ張って背中を見てきた父。

ばっちりと姫の顔を見られ頭の中が真っ白になった私は、父と目が合った時とりあえず笑顔!

微妙な笑顔を返してきた父が「・・・消えるんだろ?」と言ってきたので「うん!」と答えエスカレーターを降りきって車に向かって真っ直ぐ歩き半ば強制的に会話を終了させましたが、その車は妹が運転、助手席には母、したがって後ろの席に私と父が微妙な空気を醸し出しつつ座っていたのでした。

多分ばれてる。『消えない、本物のタトゥー』という事に気付いてるはず。しかし、その次の日も2人きりになる事があってもその話題を出してこなかった父の心境はどんなものだったのだろうか。多少申し訳ない気にはなりましたがやっちまったもんはしょーがないもーん(最低)。

い、一応ですね、私の意見としてはですね、自分のお金でやったわけだし、その後お金の件で迷惑はかけていないし、軽い気持ちで彫ったわけでもないし、タトゥーを見て不快感を抱く人もいるし親も悲しむであろうという事を考慮して出来る限りタトゥーが見えない服装をしているのだし、い、いいじゃないですか。親からもらった大切な体に一生消えない傷をつけるとは何事だとよく人は言いますが、この体はすでに自分のものですし、自分に自信や誇りを持つ為に必要だったという事もあるわけですから一概に彫る事が絶対に悪いという事はないはずですよ。以前テレビで特集をやっていた時腕を墨で真っ黒にしている人がいましたがあれは例外です。あれはよくない。やりすぎはやっぱ良くないと思う。

でもそやってタトゥーをダメだと言うのならば、プチ整形をするとか言うのだって親が全力で止めるべきではないのかと思う。整形がよくてなぜタトゥーが駄目なのか、そこの境界線をはっきりしていただきたい。

何が言いたいかって、バレて何となく誤魔化して、でもあまりのショックと動揺に3日間具合が悪かったという事。